自分でできるピック病チェック
最近、どうも積極的に行動が出来ないなんて事、ありませんか。そんな時は、ピック病の自己チェックをしてみましょう。
特に年代が40代から60代で発症する若年認知症です。早期発見は早期治療に繋がります。
その場の状況に不適切な行動が際立っていませんか。独りよがりの行動で周囲の人を不快にさせていませんか。
原因も無く、無気力な上、家に閉じこもりがちではないですか。そんな状況を改善出来ませんか。
自分自身の身の回りや周囲に対して無頓着ではないですか。又、無関心になっていませんか。万引きや無銭飲食などを繰り返していませんか。
そんな軽犯罪を犯しても平気で、反省はしませんか。
散歩や食事、入浴は1分の狂いもなく毎日、同じ時刻ですか。。それを誰かに注意されると、激怒しますか。
食事は毎日、同じ物しか食べませんか。限度もなく食べ続けていませんか。
同じ言葉や他人の言葉を何度も反復したりしませんか。突然、食べ物の好みが変わったりしていませんか。
盗み食いや大食い、隠れて食べたりしていませんか。お酒やビールなどのアルコール類は毎日、かなり飲みますか。
たばこも毎日、大量に吸ってしまいますか。無表情や怒りっぽいと、周囲に指摘されていませんか。
お茶碗洗いや調理などの家事が出来なくなっていませんか。外出先から自宅への帰り道が分からなくなっていませんか。
周りから、常識が無いと指摘されていませんか。質問をされても真剣に答えられませんか。
物の名前が出て来なかったりしませんか。又、言葉の意味が分からなくなったりしていませんか。
以上の項目の中で3つ以上該当する場合は要注意です。
一概には言えませんが、ピック病の可能性を疑いがあります。
不安や心配を払拭する為に一度、医療機関を受診しましょう。
検査法はコンピュターの断層撮影(CT)があります。或いは、磁器共鳴画像装置(MRI)などです。
それらで局所性の脳の萎縮を側頭葉や前頭葉を中心に調べます。又、SPECTやPETと呼ばれ、断層撮影検査となっています。
SPECTはスペクト・シングルフォトンの事です。PETはペット・ポジトロンの事です。
いずれも脳の血流や、脳のブドウ糖の代謝をチェックします。
その結果、ピック病の心配がないとなれば安心です。
万一、ピック病と診断されても落ち込む事はありません。
医師や家族と相談しながら介護支援を受けましょう。
今までと変わりない生活環境で過ごす事が可能です。